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2020年末から2021年初めにかけて、携帯料金が軒並み下がりましたね。
今までのプランと全く違う体系になっています。
店舗を利用しないでネットで手続きすることで、1年だけの期間限定の割引がなくなったり、乗り換え時の事務手数料が不要になったり、体系が簡素化されてきたのが、ユーザーにとって料金がわかりやすくなってきました。
安いと言える料金プランは次のとおりです。
月額基本料金:3,278円(税込)
データ量:20GB
5分/回までの音声かけ放題がセット
月額基本料金:2,728円(税込)
データ量:20GB
通話料は別途次から選択可
月60分まで:月額550円(税込)
10分以内ならかけ放題:770円(税込)
国内通話かけ放題:1,870円(税込)
月額基本料金:3,278円(税込)
データ量:20GB
5分/回までの音声かけ放題がセット
月額基本料金:1,628円(税込)
データ量:3GB
通話料は別途次から選択可
月60分まで:月額550円(税込)
10分以内ならかけ放題:770円(税込)
国内通話かけ放題:1,870円(税込)
データ量が20GB必要な方は、キャリア3社の3,278円(税込)プランに乗り換えるのが良いと思います。
データ量が20GBもいらない方は、UQモバイルの「くりこしプランS」がダントツに安くおすすめです。
特にUQモバイルの「くりこしプランS」は、在宅などでWiFiをメインに利用できる方には月3GBでもあまりますから、特におすすめできます。
通話料金は、30秒ごとに22円(税込)かかりますが、550円/22円=25分と計算できるように、月に25分以上も電話しない方には、通話オプション無しだととても安く済みます。
格安スマホと呼べるのは、次の3つです。
・Y!mobile(ワイモバイル)のスマホ
・UQモバイルのスマホ
・mineo(マイネオ)、イオンモバイル、OCNモバイルONE、楽天モバイルなど、ドコモ系MVNOのスマホ
ワイモバイルはソフトバンクの格安スマホブランドです。UQモバイルは、au(KDDI)の子会社です。この両方は、キャリアの一部門や子会社なので、準キャリアとも呼ばれています。
ドコモにはこのような格安部門がなく、MVNOによって格安スマホが販売されています。料金は、キャリア3者から比べると確かに安いですから、単純に料金の比較から入りましょう。
プランや金額は2020年6月1日現在です。
最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
UQモバイルはKDDIの子会社で、auの回線を使っています。全国どこに行っても使える広大なエリアです。iPhoneでもテザリングが使えます。UQモバイルはau(KDDI)の格安部門と言えます。
2020年6月1日から料金体系が大きく変わります。
料金プランは、Sプラン、Rプランの2つが基本です。
(2020年6月1日現在)
Sプラン | 月3GB | 通話は 30秒20円 |
1,980円/月 |
Rプラン | 月10GB | 通話は 30秒20円 |
2,980円/月 |
通話オプションを追加したときの月額料金です。
月60分まで無料 | 10分以内何度でもかけ放題 | 完全かけ放題 | |
Sプラン | 2,480円 | 2,680円 | 3,680円 |
Rプラン | 3,480円 | 3,680円 | 4,680円 |
これらは、月額の通信料金なので、スマホを新規に購入すればスマホ代金が別にかかります。なお、スマホ代金は、一括払い、24カ月払い、36カ月払いが選択できます。
また、携帯メールと認識するキャリアメールが月額200円で使えますが、特に必要性は感じません。SMSは電話番号で設定できます。
留守番電話サービスは有料(380円/月)です。
端末の種類は、iPhone 6s、iPhone 7、Android、SIMフリーAndroidです。
詳細はこちらから。
⇒ UQ モバイル
Y!mobile(ワイモバイル)は、今ではソフトバンクのブランドとなっています。ソフトバンクの格安スマホ部門と言えます。格安スマホでは最大の契約数を誇ります。
回線はソフトバンクと旧Y!mobileのLTE回線を使用しています。全国どこに行っても使える広大なエリアです。
2019年10月1日から料金体系が大きく変わりました。概要は次のとおりです。
・解約にかかる違約金が不要になりました。
・基本料金には、10分以内の通話は何度でも無料になる通話料金が含まれていますが、月額通信料金が以前より約600円高くなりました。
プランRは新たにできたプランで、このプランのみ2年契約となっています。
料金プランは、スマホベーシックプランS、プランM、プランRの3つが基本です。
(2020年6月1日現在)
プランS | 月3GB | 10分以内の通話は何度でも無料 | 2,680円/月 |
プランM | 月9GB | 10分以内の通話は何度でも無料 | 3,680円/月 |
プランR | 月14GB | 10分以内の通話は何度でも無料 | 4,680円/月 |
ワイモバイルは、最初から10分まで何度でもかけ放題がついています。これにより、月額料金は、UQモバイルの10分まで何度でもかけ放題と同じです。
携帯メールと認識するキャリアメールが無料で使えますが、SMSに設定されるので、通常のメールアドレスとしては使えません。
これらは、月額の通信料金なので、スマホを新規に購入すればスマホ代金が別にかかります。なお、スマホ代金は、一括払い、24カ月払い、36カ月払いが選択できます。
留守番電話サービスは無料です。
(対応機種に限ります)
端末は、iPhone6s、iPhone 7、Android各種があります。
テザリングは、2017年からオプション(無料)の申し込みで使えるようになりました。ただしAQUOSなど一部のスマホは除かれています。
iPhoneは新規契約はテザリング可能ですが、以前のSIMフリー化したiPhoneは、可能ですが動作は保証されていないそうです。
詳細はこちらから。
⇒ Y!mobile
ワイモバイルとUQモバイル以外はMVNO事業者です。
・イオンモバイル(ドコモ系/au系)
・楽天モバイル(ドコモ系)
・BIGLOBE(ドコモ系)
・マイネオ(ドコモ系/au系/ソフトバンク系)
・Nifty(ドコモ系)
・So-net(ドコモ系)
その他たくさんあります。
これらUQとワイモバイル以外のスマホは、料金がさらに安いので、次のような方におすすめです。(通話は30秒毎に20円かかります)
・スマホ2台持ちのサブ機として使いたい
・ネットを見るのが主体で、電話をかけることはほとんどない
格安SIMという名前を聞いたことがあると思います。小さなICカードで、これをスマホに入れないと電話やネットが使えません。ただ、スマホ本体がどこの会社のSIMでも使えるわけではなく、初めての方には敷居が高いです。
そこで、初めての方でもよく分かるのが、格安スマホを持つことです。
・機種が豊富
・通信速度が速いこと
・手持ちのスマホも使える可能性がある
・通話の使い放題がある
・キャリアより料金が安い
これを全て満たすのが、ワイモバイルとUQモバイルの格安スマホです。この2社はほかのMVNOと違って本来の通信事業者とも言え、サブキャリアとも呼ばれています。
これに対してドコモは格安スマホ部門はなく、MVNOが格安スマホ部門を担っている形です。この場合の弱点は、昼12時から13時ごろや、夜間21時以降の速度低下がドコモのスマホに比較して著しいことです。
UQモバイルやワイモバイルのスマホは、著しい速度低下は見られません。
画像はiPhone 7(2019年 格安スマホに登場)防水とFeliCa内蔵
iPhone 7とiPhone 6sが格安スマホにあります。
UQとワイモバイルで契約できます。
画像はiPnone 7
ワイモバイルではiPhone 7(32GB)が機種代込月3,669円、UQモバイルではiPhone 7が機種代込月5,093円から契約できます。大手2社なので通信の質も良好です。
手持ちのドコモなどのiPhone 6sを番号そのままで、ワイモバイルやUQモバイルに変更することもできます。この場合は機種代が不要なので、月額1,980円から使えます。
Y!mobileやUQモバイルは、次のような方にお勧めです。
・キャリアのスマホは高いので、料金は安くしたいけれど通信の品質は落としたくない
・iPhoneを安く使いたい(iCloudを使いたい)
・通話のかけ放題が必要
このような方は、サブキャリアと呼ばれるUQモバイルやワイモバイルをおすすめします。
ワイモバイルはソフトバンク回線、UQモバイルはau回線を使いますから、エリアも広大で全国どこでも使えます。
ドコモには格安スマホ部門がありません。
強いて言えばNTTコミュニケーションズのOCNモバイルが該当しますが、それとてMVNOの一つにすぎません。
ドコモの格安スマホは、MVNOが提供しています。MVNOの中には、ドコモだけではなくauやソフトバンクの回線に対応したスマホも販売しています。
次にMVNOをご紹介します。
格安スマホと格安SIMがあります。
au回線とドコモの回線を選択できます。
スマホも多くの機種があります。
契約期間(いわゆるしばり期間)がないので、いつでも違約金なしで解約できるのが魅力です。
プランは音声SIMとデーターSIMがあります。
音声SIMでは
500MB | 1,130円 |
1GB | 1,280円 |
2GB | 1,380円 |
4GB(一番人気) | 1,580円 |
6GB | 1,980円 |
8GB | 2,680円 |
12GB | 3,280円 |
20GB | 4,680円 |
30GB | 6,080円 |
40GB | 7,980円 |
50GB | 10,800円 |
シミュレーションをしてみると、P10 Liteを購入して音声SIM+月2GBで月2,839円(24カ月払い)でした。
かけ放題プランはありません。通話は30秒20円。
サイトは分かりやすいです。
キャリアに参入予定の楽天です。
ドコモの回線を使用しているので、ドコモのスマホとiPhone6s及び7に対応しています。
スマホも多くの機種があります。
通話SIM、050データSIM(SMSあり)、データSIMの3種類。
iPhoneの使用も可能。
最低利用期間は、12カ月、24カ月、36カ月の3タイプ。
新商品スーパーホーダイ
長期優待、楽天会員割りなどお得な割引がいろいろありますが分かりにくいです。
料金はSIMのみ。本体は別途です。
プランS | 月2GB | 5分間かけ放題(アプリ使用) | 1,980円 (2,980円) |
プランM | 月6GB | 5分間かけ放題(アプリ使用) | 2,980円 (3,980円) |
プランL | 月14GB | 5分間かけ放題(アプリ使用) | 4,980円 (5,980円) |
組み合わせプラン
料金はSIMのみ。本体は別途です。
通話SIM | 050データSIM (SMS付き) |
データSIM (SMSなし) |
|
ベーシックプラン | 1,250円 | 645円 | 525円 |
3.1GB プラン |
1,600円 | 1,020円 | 900円 |
5GB プラン |
2,150円 | 1,570円 | 1,450円 |
10GB プラン |
2,960円 | 2,380円 | 2,260円 |
20GB プラン |
4,750円 | 4,170円 | 4,050円 |
30GB プラン |
6,150円 | 5,520円 | 5,450円 |
シミュレーションをしてみると、スマホはZenfon3maxで、2GB+5分以内かけ放題=月1,880円から(24カ月払い)でした。
ドコモの回線を使用しているので、ドコモのスマホとiPhone6s及び7に対応しています。
格安スマホは全12機種。
音声SIMとデータSIMがあります。
3GB | 1,600円 |
6GB(人気) | 2,150円 |
12GB | 3,400円 |
20GB | 5,200円 |
30GB | 7,450円 |
シミュレーションしてみると、P10 Liteに通話SIM+月3GBプランで月1,600円+機種代1,240円(24回払い)=月2,840円でした。
かけ放題はありません。通話は30秒20円
専用アプリを使えば30秒10円になるそうです。
mineoはマイネオと呼びます。
ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線を選択できます。
専用の格安スマホは3機種のみ。
音声SIM(デュアルタイプとよんでいます)とデータSIMがあります。
auの音声SIMでは
500MB | 1,310円 |
1GB | 1,410円 |
3GB | 1,510円 |
6GB | 2,190円 |
10GB | 3,130円 |
20GB | 4,590円 |
30GB | 6,510円 |
ドコモプランではわずかに高くなります。
シミュレーションしてみると、auプランでデータ3GB月1,600円+機種代P10 Liteで月1,150円(24回払い)=月2,750円でした。
月850円で通話5分以内かけ放題を選択できます。
格安スマホと格安SIMがあります。
回線はドコモです。
音声SIM、SMS対応SIM、データSIMの3種類あります。
データ量は、1.1GB(640円)、3GB(900円)、7GB(1,600円)、13GB(2,800円)の4プランから選べます。
プランが分かりにくいです。
シミュレーションで料金を出してみました。
P10 Liteを24回払いで購入月1,112円+音声通話タイプ月700円+データ3GB月900円=月2,712円でした。
通話料金は30秒20円です。
30秒10円になる専用アプリがあります。
公式サイトが分かりにくく端末もほとんどなし。料金シミュレーションもないので検討の対象からは外します。
初めて格安スマホを使う方が、安心して使えることを第一に、契約数の順にしました。料金は各社とも、端末代込でおおむね2,000円~3,000円で使えます。なお、データ量によっては大きく料金が変わります。
ワイモバイルはソフトバンクのブランドです。
サブキャリアと言えます。
契約数はソフトバンクに含まれるので公開されていませんが、別会社だった2013年当時で400万契約を超えていました。
現在、格安スマホの4割のシェアーはトップです。
回線はソフトバンクとワイモバイルの回線を使用。
通信速度実測16.6Mbpsは第2位
全国どこでも使用できます。
プランSは月額2,680円から。
機種代は月々サポートで機種によりほぼ無料に。
(iPhoneは除く)
テザリングは無料のオプションで可能。
(機種によります。iPhoneの新規は可能)
@ymobile.ne.jpのキャリアメールが無料で使え、これはSMS(ショートメールサービス)に設定されます。
留守番電話は無料で使える。
(対応機種に限る)
スマホは全12機種とiPhone 6s、iPhone SE
5.3インチ画面のAndroid ONE X1あり。
Android ONE X1だと機種代込み月3,542円
10分までの通話なら何回でもかけ放題。
UQはKDDIの子会社でサブキャリアと言えます。
auの回線を使用するので全国どこでも安定。
通信速度実測で34.4Mbpsは格安スマホでは最速。
契約数は2017年で270万契約です。
プランSは月額1,980円から。
機種代は、月々ポートで実質無料のケースあり。
(iPhoneは別途必要)
iPhoneでもテザリングが使える。
@uqmobile.jpのキャリアメールが使える(月200円)
スマホは全8機種とiPhone 6s、iPhone SEあり。
留守番電話は有料で380円/月が必要。
スマホは5.2インチの大型画面あり。
大容量バッテリー。
防水機種もあり。
10分までの通話かけ放題、60分まで無料通話、完全かけ放題が選択可
WiMAX2+の利用が可能な機種あり。
以下についてはMVNO事業者であり明確な順位はつけられないため、同順位とします。
最近のUQのカタログには、次のような速度実測結果が載っています。参考になさってください。
イオンモバイルはドコモ系のMVNOです。
全国どこでも安定した通信。
格安スマホ25機種と11種類の格安SIMがあります。
メリットは契約期間の縛りがなく
いつでも違約金なしで解約できること。
音声プランが月1,130円から。
機種代は別途月450円からあります。
手持ちの不要になったドコモのスマホもSIMカードを契約すれば使えます。
ドコモ系のMVNOです。
全国どこでも安定した通信。
格安スマホ25機種と格安SIMがあります。
通話は5分以内かけ放題あり。
iPhone SEあり。
手持ちの不要になったドコモのスマホも
SIMカードを契約すれば使えます。
mineoはドコモ系・au系・ソフトバンク系のMVNOです。
全国どこでも安定した通信。
格安スマホは3機種のみ。
格安SIMは、データ量ごとに7種類あります。
手持ちの不要になったドコモのスマホも
SIMカードを契約すれば使えます。
1 公式サイトの分かりやすさ
分かりにくい不親切な公式サイトは選択しない方が賢明です。
2 料金プランが単純であること
S、M、Lプラン+端末代金といった明快なサイトが良いですね。
3 途中から料金が変わる会社
安いのは1年目のみで、2年目は1,000円アップする会社があります。これは悪いというわけでなく、よく理解して契約すればOKです。
4 SIMカードだけのプランもある
スマホ+音声SIMのプランが主流ですが、音声SIMやデータSIMカードだけのプランもあります。
5 かけ放題プランは選んだ方がいい
格安スマホの電話は、30秒20円です。10分かけると400円です。かけ放題があるのなら、選択した方がいいです。
例として、ドコモのスマホからワイモバイルやUQモバイルに乗り換えるときの方法です。
1 Myドコモにログインし、電話番号を他社に引き継ぐため、MNP予約番号を発行してもらう。MNP予約番号を発行するだけではドコモは解約になりません。スマホもドコモでそのまま使えます。
2 乗り換えてもスマホをそのまま使う場合は、MyドコモからSIMロック解除手続きをする。
3 ワイモバイルやUQモバイルで、MNP予約番号で同じ電話番号で使えるようにSIMを設定してもらう。新たなSIMをセットして回線切り替え手続きをすれば完了です。スマホが使えるようになるまでに約30分から1時間程度かかります。
4 回線切り替え手続きをすることで、ドコモは解約になります。
格安SIMは、すべての事業者で取り扱っています。
大きく分けると次の3つです。
・ドコモ系事業者(イオン・楽天など多数あります)
・au系事業者(UQ モバイルとmineo)
・ソフトバンク系事業者(ワイモバイルとmineo)
手持ちの解約済みのスマホに、格安SIMカードを入れるだけで、普通のスマホとして使用できるようになります。
ドコモのスマホなら、ドコモ系MVNOの格安SIMカードがSIMロック解除なしで使えます。
auのスマホはSIMロック解除しないとUQモバイルやmineoのSIMは使えないようです。auのiPhoneは機種によって使えないものがあります。
ソフトバンクのスマホは、SIMロック解除しないとワイモバイルのSIMは使えません。b-mobileのSIMはそのまま使えます。
各MVNOに動作確認スマホが載っているので、事前に必ず確認してください。
SIMは、安いものでは月額600円前後から使えます。2台持ちのネット専用のサブ機として利用できますね。こちらも検討する価値は大きいです。
少しでも毎月の通信費を減らしたい方は、メリットとデメリットをよく比較検討してみてください。