スマホはキャリアで買う場合と、格安スマホとしてMVNOで買う場合があります。または、今持っているスマホを格安SIMに入れ替えて使おうという場合もありますね。

・キャリアで購入
・格安スマホを購入
・手持ちのスマホを利用する

問題は、同じスマホなのに、キャリアで買ったスマホとSIMフリー版では対応バンドが違うのが一般的なのです。

次をご覧ください。
格安スマホでは人気の高い、AQUOS sence2です。オクタコア、5.5インチディスプレイで、同じ製品ですがキャリアによって名称が違います。

ドコモ製 SH-01L
SIMロックが掛かっています。
対応バンド
LTE 1/3/19/
3G 1/6/19/

ドコモ LTEの主力バンド
・バンド1(2.1GHz)
・バンド19(800MHz)
・バンド3(1.7GHz)東名阪エリア

au製 SHV43
SIMロックが掛かっています
対応バンド
LTE 1/3/8/18/19/26/41(au VoLTE対応)
3G(W-CDMA)1/6/8/19/

auの主力バンド
・バンド1(2.1GHz)
・バンド18(800MHz)
・バンド26(800MHz)
バンド18と26はどちらかが対応していればOK

ソフトバンクにはAQUOS sence2はありませんでした。

UQモバイル製 SHV43
SIMロックなし
対応バンド
LTE 1/3/8/18/19/26/41(au VoLTE対応)
3G(W-CDMA)1/6/8/19/

UQモバイルはau回線なので主力バンドはauと同じ
・バンド1(2.1GHz)
・バンド18(800MHz)
・バンド26(800MHz)
バンド18と26はどちらかが対応していればOK

SIMフリー機 SH-M08
格安SIM各社で販売
SIMロックなし
対応バンド
LTE 1/3/5/8/12/17/19/26/41(au VoLTE対応)
3G 1/5/6/8/19/

ドコモ系なら、バンド1(2.1GHz)、バンド19(800MHz)、バンド3(1.7GHz)東名阪エリアが主力。

au系なら、バンド1(2.1GHz)、バンド18(800MHz)、バンド26(800MHz)が主力バンドで、バンド18と26はどちらかが対応していればOK

 

これ、みんなAQUOS sence2です。キャリアのスマホのうち、ドコモ製品はドコモのバンドだけに対応していますが、他社のバンドには対応していないことがわかります。SIMフリー機はすべてのキャリアのバンドに対応しています。

同じシャープ製のAQUOS sence2ですが対応バンドに違いがありますね。もしかしたらドコモ製も機能的には同じなのかもしれませんが、制限がかかっていると思われます。

 

これを見て、格安スマホや格安SIMに変えて通信費を節約したいときに注意することは、キャリア製のスマホをSIMロック解除しただけではSIMフリー機と同じにはならないことを知っておくことが大事だと思います。

MVNOの速度に注意

格安SIMを使うことが通信費を安くするのに一番効果的で、月500円前後からスマホが使えます。

ただし、MVNOの場合、お昼時間(12時~13時ごろ)と夕方の時間(18時~20時ごろ)の速度が大幅に低下する傾向にあります。

回線は、ドコモやauの回線を使用していても、MVNOが借りている帯域に制限があるため、一度に多くのユーザーがスマホを使う時間帯では速度が低下してしまうのです。

どの程度低下するかは地域やその日にもよって違います。中には日中は10Mbps程度出ていても、上記の時間帯は1Mbps以下になることもあるようです。

MVNO事業者が販売しているスマホを使用しても、速度に関してはおおむね同じ傾向にあるので、こういうデメリットを承知の上で使うことが必要ではないかと思います。

UQやワイモバイルは速い

UQモバイルやワイモバイルは、他のMVNOとは違ってサブキャリアと呼ばれています。UQモバイルはKDDIの系列会社でauの回線を使用していますし、ワイモバイルはソフトバンクのブランド名で、ソフトバンクの回線を使用しています。

auの格安スマホ(SIM)部門がUQモバイル、ソフトバンクの格安スマホ(SIM)部門がワイモバイルという位置づけです。なので、他のMVNOよりは回線速度においてかなり優位なのです。

速度が低下するお昼や夕方の時間帯でも、速度の低下は少ないですし安定して使えるのが特徴です。

おすすめの格安スマホ(SIM)は

・とにかく料金を安くしたいとき
MVNOのSIMやSIMフリースマホをおすすめします。時間帯による速度低下はあらかじめ承知しておく方が良いと思います。

・キャリア並の速い通信速度で安い料金にしたいとき
UQモバイルやワイモバイルの格安スマホやSIMをおすすめします。キャリアとほぼ同等の通信品質が得られますし、料金はキャリアの2分の一から3分の一という安さです。

手持ちのスマホをどうしても使いたいとき

たとえウェブサイトの適合表に「使える」と書かれていたとしても、必ず対応バンドが一致しているか確かめましょう。

主力バンドのうちバンド1(2.1GHz)はすべてのキャリアで使用しますが、800MHz帯のプラチナバンドが対応していないと圏外になるシーンが多くなります。

それを避けるためには、方法は一つです。
・ドコモのスマホなら、ドコモ系のMVNOのSIMを使うこと。
・auのスマホなら、au系のMVNOのSIMを使うこと。

これなら支障なく使用できますが、MVNOの場合はお昼時や夕方など、みんながスマホを使う時間帯は速度が遅くなる可能性があります。

例外はiPhoneの場合です。これは別のページで書きましょう。

どうしても手持ちのスマホを使いたい事情がある場合はやむを得ませんが、そうでない場合は、スマホとSIMのセットを購入したほうが格段に使い勝手は良くなると思います。